早いもの今年も残すところ、後10日ほど・・・。そろそろお節の準備しなくちゃですね~。忙しい(*_*)

もともとお節と言うのは、「御節句に頂く料理」の事で、例えば、三月「桃の節句」に頂くちらしずしや、カレイの焼き物、ハマグリのお吸い物等、また、五月「端午の節句」のちまき、九月「重陽の節句」菊ずくし等々季節の節目節目に昔の人の知恵や工夫また、子供の成長や家内安全を願って造られ、食されてきたものだと言われます。

新しい年を迎えるにあたって、新年もみんなが、健康で働ける事を願い、また、「農耕民族」らしく、豊作を願って様々な意味合いを持たせた料理が伝承されています。

よく知られているところでは、「黒豆」は、苦労してもまめに働けるようにと、「数の子」は、見てのとうりの子沢山、「ごまめ」は、「田作り」ともいわれ、、原料のカタクチイワシが、昔は、田んぼの肥料として使われたことから、豊作を願う等々

語呂合わせだけではない古来の人たちの「祈り」のようなものも感じられます。

近頃では、主にお正月に頂く物だけが「おせち」と呼ばれるようになり中身も様々で、和食でけでなく、洋風、中華等

百貨店や、通販で、いろいろお取り寄せできるようですが、一つ二つでも、おうちの味があるとうれしいですね(*^_^*)

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ミニレシピ「栗きんとん」

作りやすい分量  さつまいも500g*栗(甘露煮)100g*クチナシの実(5~6入り小袋一袋)*砂糖100g

         リンゴ・大半分(擂り下ろす)

作り方    ①サツマイモは、皮を厚めにむいて乱切りにして、クチナシ(種を取る)を入れて水から柔らかくなるまでゆでる。

       ②栗の甘露煮は、半量を取り出し残りを漬け汁ごと鍋に入れて、少し柔らかくなれば、スプーンなどでつぶす。

       ③サツマイモが茹で上がったら甘露煮の鍋に入れ、水をひたひたまでいれ、砂糖・リンゴの擂りおろしも加えて

        焦げないようにへらなどで混ぜながらなめらかになるまで煮る。

       ④水分がなくなってきてなめらかになってきたら火からおろしてバットなどに広げて冷まし、残りの栗を

        入れて混ぜ合わせる。

ポイント!  リンゴの酸味がフルーティな味わいになるよ(^_-)

ミニレシピ「田作り」

作りやすい分量 ごまめ50g*水大さじ1*砂糖大さじ2*醤油大さじ2*酒小さじ2

        (お好みで、鷹の爪(赤唐辛子)少々、白ゴマ少々)

作り方     ①ごまめは、中強位の火加減でゆっくり焦げないように手でポキッと折れるくらいに炒る。

        ②別の鍋に砂糖、醤油、水を入れて弱火でよく混ぜながら煮る。泡が大きくなったタイミングに合わせて

         ①を入れてからませる。(鷹の爪を入れるときは、1を入れる前に)

        ③酒を振りかけたら火を止めてバットに広げて冷まします。お好みで白ゴマを振りかける。

ポイント!   初めにしっかり炒るとぱりぱり美味しい触感!(古いフライパンがお勧めです)

*よく知っている方も初めての方もおいしいお節でよいお正月をお迎え下さいませ~(*^_^*)

最後までお付き合い頂きありがとうございました。次回は、鏡開きのころ、「あずき」のお話でもしましょうか?

(今日のことわざ)**「ごまめのはぎしり」**ちっぽけな奴が、強い奴をやっかんでる様子)

 

 

 

 

 

このコラムの執筆者

さかな屋さっちゃん
食品移動販売森田商店です。大江、杉谷、新緑円団地、三大寺、上田上等で、移動販売をしています。メンバー紹介ページはこちらから